今日は何の日? そのいわれ(平成20年度版)

 12月 冬至 (12月21日はかぼちゃを食べ、ゆず湯にはいる)
 

24節気のひとつ。冬至は一年のうちで昼が最も短い。中国ではこの日から新年が始まるので。「冬至節」を行って先祖を祭った。この日を境に昼が長くなるので、冬至は「一陽来復」ともいう。

冬至はかぼちゃや、こんにゃく食べ、ゆず湯にはいる。そのいわれははっきりしないが、かぼちゃはビタミンAが豊富で中風避けになり、こんにゃくは魔除けであり、ゆず湯は体が温まるので風邪、ひび割れ、あかぎれの防止に役立つ。昔の人の知恵だ。


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 11月 ピーナツ (11月11日ピーナツの日)
 

畑から掘り出し、自然乾燥させた新豆が市場に出回るのは、毎年11月に入ってから。ピーナツのおいしい季節である。落花生にはひとつのからに、2粒の豆が入り”双子”であることから、11日が2つ重なるこの日が選ばれた。全国落花生協会が消費拡大を狙って昭和60年から設けている日。最近は2月3日の節分に落花生を使う家庭が多い。中国から大量に輸入されている。


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 10月 そば(高血圧の予防になるってホント?)
 

そばはうどんやそうめんに比べると、ビタミンB1、B2が倍以上含まれている上に、ルチンという血圧降下効果のある物質も含んでいる。昔から、血圧の高い人はそばを食べるといいといわれるのはこのためだ。といっても、そばつゆには塩分が非常にたくさんあるので、盛りそばをそばつゆにちょこっとつけて食べる。ルチンはそばをゆでるとき、ゆで汁に大量に溶け出すので、むしろそば湯を飲んだほうが高血圧予防には効く。


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 9月 敬老の日(九月十五日))
 

昭和41年に制定された、国民の休日。昭和26年から「としよりの日」、昭和39年からは「老人の日」と呼ばれた。聖徳太子が四天王寺に、悲田院を設立したと伝えられる日にちなむ。

厚生省が発表した「六二年度簡易生命表」によると平均寿命は男性75.61歳、女性81.39歳。同時点のデーターはないが女性は世界一、男性はマルタに次いで第二位とみられる。進む一方の高齢化社会に対応した社会的施策の充実が急務となっている。


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 8月 道の日(八月十日)
 
我が国で最初の高速道路は、昭和三十八年に一部が完成した名神高速道路。時代をさかのぼって、日本で近代的な道路整備の計画が決まったのが、大正九年八月十日。

建設省は、この日を記念して六十一年から「道の日」を定めた。「日本の道路百選」を選定している。日本で「道」が本格的に考えられ始めたのは大化の改新(645年)の時。中国にならって駅制度など道の整備が図られた。江戸時代には東海道、中山道、日光街道、奥州街道。甲州街道の五道が幹線路として整備された。

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 7月 水虫(なぜ明治時代以降に大流行し始めめたのか?)
 
水虫が日本人の間に広まったのは明治時代になってからだ。西欧から靴が入っても、初めは誰も見向きもしなかったが、明治時代になって人々が兵役に就くようになってから、革製の洋靴が急速に広まった。

それまでは、たいてい下駄で、靴と言ってもワラ製だったから、暑い夏でも通気性がある。足はいつも乾燥していた。水虫のつけ込む隙がなかった。ところが革靴になってがぜん日本人の足はムレムレになった。革靴は暑くて、湿気の多い日本の夏にはまるで向いていない。

にもかかわらず、丈夫で長持ちするから、ネコも杓子も履くようになって水虫の天下になった。水虫はムレムレ、ムンムンが大好きなのだ。

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 6月 しょうが(なぜ寿司に添えて必ず出てくるのか?)
 
六月になると新生姜が出回る。生姜は魚の臭みを消すために広く使われるが、同時にあのピリッとした辛みには強い殺菌力がある。寿司に添えて出されるのはそのためである。

ただ、殺菌作用があるというと、傷んだ魚を出しているように聞こえるので、寿司屋は食欲増進作用があると説明する。生姜にはこの他に、発汗作用、健胃作用があり、消化吸収も促すのでいいことずくめの食べ物といえる。


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 5月 新じゃが(何故理想的な美容食といわれるのか?)
 
5月になると新ジャガが出回る。ジャガイモは北海道が産地であることから、元来気温の低いところに出来る。このため、九州や本州の暖かい地方では、ある大きさになったところで成長が止まる。これが新ジャガである。成長途中だからあめのように小さい。

ジャガイモは最近、美容食として注目されている。それは大量のビタミンCが含まれており、ジャガイモのビタミンCに限って、熱を加えてもほとんど壊れないことがわかったからだ。また、ご飯やさつまいもに比べて低カロリーなので、この点でも美容食の条件に合っている。ジャガイモ大2個が、ご飯だと軽く一杯ぐらいと同じ。新じゃがはにっころがしにするとうまい。


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 4月 たけのこ(おいしく食べる方法)
 
たけのこは掘ったばかりなら、そのまま調理してもおいしくいただけるが、一日以上経ったものはエグ味が強くなるので、まずこれを取り除かなければならない。

その方法は、水1.8リットルに、一握りの糠を入れ、皮付きのまま茹でる。先端は切り落とし、立てに切れ目を入れておいた方がよい。柔らかくなったら、火を消してそのまま鍋にしばらくつけておく。糠が手に入らなければ、米のとぎ汁でもよい。

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 3月 おはぎ(ぼた餅とどこがどうちがうのか?)
 

彼岸の供え物といえばおはぎだろう。いつもは左党(お酒好きの人)でも、この日だけは甘いおはぎを食べる。
おはぎは「萩の餅」を省略していった女房の言葉である。おはぎの別名「ぼた餅」も、「ぼたん餅」を省略したものだ。女房の言葉にはこのような省略した言葉が多い。

たとえば、座布団の「おざぶ」、田楽の「おでん」、かまぼこの「おいた」など。おはぎとぼた餅は同じものだが、彼岸に食べるのがぼた餅(ぼたん餅)、秋の彼岸がおはぎ(萩の餅)だそうである。


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 2月 節分2月3日 (豆まきは日が落ちてから)
 
大豆を煎り「福は内、鬼は外」とまく習慣は南北朝時代に始まったといわれ、もともと除夜に行っていたツイナの行事が豆まきという形にかわって伝えられたものである。

豆まきの豆は「福豆」と呼ばれ、年齢の数だけ食べると幸福になれる。また、厄年の男女はこの夜に厄払いすると良いともいわれ、豆を自分の年の数だけ包んで、道ばたに捨てて厄落としをする地方もある。ちなみに、厄年とは女性は19歳と33歳、男性は25歳と42歳。


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 1月 はし (もともとは串だったと思われる)
 

箸はもともと一本の細い棒、くし(串)だった。くしを中心で曲げ、ピンセットのようにして使ったのが最初の箸だった。つまり、くしの両端を使ったからはし(箸)である。その意味でははし(箸)と、くし(串)の語源は同じといっていいだろう。

江戸時代には、はしといえば割り箸だった。一回使っただけで捨てた。これは箸の霊力信仰と無関係ではない。自分の使った箸を他人が使うと、その箸を伝わって災いが他人に及ぶと考えたのである。

正月に歳神様に供えた箸を、後で水田の水口に立てたり、雪の日にその箸を焼いて雪除けにしたりするのは、箸の霊力を信じていたからである。この信仰は駅弁などを食べた後、箸を折る習慣として現在引き継がれている。

ところで、正月には普段使っている箸ではなく、中央が太くなっている柳箸を使う。これは、正月だから新しい物をおろすという意味の他に、柳箸が折れにくいからである。正月早々箸が折れたのでは縁起が悪いと考えられた。


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